Service風力発電設備

輸送・据付工事でトップシェア。豊富な経験と技術力で、風力発電設備の普及を支えます。

脱炭素社会の実現に向け再生可能エネルギーが注目される昨今、その一つである風力発電所の建設が急速に拡大しています。風力発電所の建設には「風の道、車の道、電気の道」が必要とされています。当社は、風力発電設備を運ぶ「車の道」の設計から輸送、据付工事を行い、「風の道」を「電気の道」につなぎます。
風力発電設備の輸送・据付工事のリーディングカンパニーとして、年々大型化する陸上風力発電設備に対応し、洋上風力発電設備の建設にも参画することで、再生可能エネルギーのさらなる発展に貢献していきます。

特徴

1. 風力発電設備の輸送・据付工事のパイオニア

当社は1990年代前半から風力発電設備の輸送・据付工事を手掛け、我が国の再生可能エネルギーの発展に大きく貢献してきました。国内で建設された風力発電設備の約70%は当社が実施したものです。
近年建設が進む洋上風力発電設備においても、輸送・据付工事のパイオニアとして、基地港での港湾荷役・輸送からプレアッセンブル、洋上での据付工事まで取り組んでいます。

2. 調査・設計から工事まで 一貫したサービスの提供

プロジェクト実現のためには、海外で製造される風力発電設備の部材を荷揚げする港の選定、建設地までの輸送路調査、輸送路や建設ヤードの設計が欠かせません。
当社はこれらの事前調査・設計業務、海外メーカーからの国際海上輸送、港から建設ヤードまでの陸上輸送および据付工事まで、ワンストップでサービスを提供します。

風力発電設備の据付工事の様子

3. お客様のニーズに応える高い技術力

風力発電設備の部材である長尺物のブレード(羽根)を、市街地や山岳部で安全に輸送するため、当社は「ブレード起立装置(特許取得)」を開発しました。当時は長さ30mのブレードに対応した装置でしたが、現在では60mを超えるブレードの輸送も可能です。
さらに3D測量を用いることにより、これまで時間を要した検討業務の効率化と精緻化に取り組んでいます。

長尺物のブレードを輸送している様子

利用する機材例

タワー用シュナーベル式トレーラの画像
タワー用シュナーベル式トレーラ
風力発電設備の大型化に対応するため、タワーを挟み込んで輸送する専用車両です。当社は日本でいち早く導入し、従来は困難だった大口径タワーの輸送を可能にしました。
ブレードリフターの画像
ブレードリフター
当社とメーカーとで共同開発し、特許を取得しました。市街地や山間部の狭い道路でも長いブレードの輸送が可能です。ブレードを起こす・旋回させる機能により、障害物との接触を回避します。

風力発電設備 事例