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社員紹介|<技能職>重量品専門技術者

チームワークを突き詰め
地図に残る仕事をやり遂げる
TAKERU HIROTA 廣田 翔 北海道支店(業務推進)
2022年入社/工業高校 電気科 卒

JOB TYPE

<技能職>重量品専門技術者
徹底した安全管理の先に 大きな仕事が成立する

下水処理場の乾燥機、変電所の変圧器など、さまざまなプラントで用いられる重量品の搬入・据付・組立を、協力会社の作業員の方々とともに進めています。重要なことの一つは、各現場の状況をしっかり把握すること。例えば、下水処理場なら、ダイオキシンの影響で立ち入ってはいけないエリアがあります。変電所の場合は、電気が流れている機械の取り扱いに注意を払う必要があります。「安全は何よりも優先される」。このことを胸に留め、現場ごとに異なる、環境や状況を全て把握し、作業員の方々に注意喚起していきます。そうした先に、驚くような巨大な装置や、一見動かすのが不可能に見えるような構造物を動かしていく仕事が成立します。メンバーと協力しながら、現場が目に見えて完成に近づいていく時や、自分たちが介在した仕事が地図に残っていくことに、仕事のやりがいを感じます。

EPISODE

あらゆる業務の要素が詰め込まれた 建設工事からキャリアをスタート

入社して初めて携わったのは、風力発電施設の蓄電池システムを建設する工事です。これは、余剰電力を蓄電し、無駄なくエネルギーを有効活用していくための設備なのですが、振り返ると、今の自分の原点となる経験ができたプロジェクトでした。20トンもあるコンテナ約80個を、クレーンやフォークリフト、スライドジャッキなどを駆使しながら、運搬・建設していく過程には、技能職に求められる技術や業務の基本が詰まっていました。ここで機材の使い方や各業務の流れを学べたことで、その後の現場で「あの時はこうだったから、今回は…」といった具合に、仕事のやり方を考える上での指針を得ることができました。

最も自分の糧となったと感じるのは、頼もしい上司の存在です。無数の選択肢の中から最善の工法やプランを決断していく姿に尊敬の念を抱いています。特に、多くのヒト・モノ・カネが関わる大きな現場では、間違いが許されない決断を連続して求められます。そんな状況下で自分の役目をしっかりと果たしつつ、協力会社や作業員から信頼を得て、お互いを尊重しながら作業を進めていく光景は自分の目に焼き付いています。自分も上司のように「良い現場」「良いチーム」をつくり、納得のいく仕事ができるようになりたいと考えています。

Q&A

入社を決めた理由

一人で仕事をすることが多かった前職の電気工事と比べて、皆で協力し合って楽しそうに仕事に取り組む当社の仕事現場を目の当たりにして心を惹かれ、入社を決めました。

働く魅力

自分が携わった仕事がカタチとなり、地図に残ることです。入社後初めて従事したプロジェクトも、しっかりと地図に載っていて、近くを通った時に友人に「これ、自分がやったんだよ」と自慢できました。

会社や現場の雰囲気

議論を交わしながら仕事が進めることができて、活気のある雰囲気です。また、現場では協力会社の方々からも、「こちらのやり方がいいのではないか」といった意見をもらえる風通しの良さがあります。

新人時代の失敗談

上司に「◯◯の機材を用意しておいて」と言われた時、自分なりに良かれと思って実行したことが間違いで、二度手間になったこと。そうした失敗から得た学びがたくさんあり、糧となっています。

どのように仕事を覚えていったか

上司の指導はもちろん、その上司を「真似する」ことで仕事を覚えていきました。また、協力会社など社外の方々から学ぶことも非常に多いため、常に学ぶ姿勢でいることを意識しています。

今後挑戦してみたいこと

現場の責任者としてプロジェクトに取り組んでみたいです。人を大事にする責任者、つまり協力会社の皆さんが働きやすい環境を整えられる責任者を目指して、これからも努力を重ねていきたいです。

CAREER PATH

PROFILE

前職で電気工事に携わる中で、当社の現場に遭遇。そこで、皆が協力し合って、楽しそうに仕事をしている様子を見て興味を持ち、入社を決めた。入社後、さまざまな重量品の搬入・据付・組立の現場を経験し、玉掛けの資格も取得。現在も引き続き、研鑽に努めている。

運べないものは、ない そして、その先へ