プロフェッショナルとして業務を遂行する


2021年入社/国際社会科学部 国際社会科学科 卒
主に石油精製・化学プラントの建設・メンテナンスに携わっています。仕事の流れとしては、まずお客様のご要望や資料を基に、実際の作業現場を確認しながら設計計画を立案していきます。そして、その計画を実際に進めるにあたり、クレーンやトレーラなどの車両や特殊機材の選定・手配を行った後、工事に臨みます。工事中は刻々と変化する現場に合わせた作業の進捗管理がメインとなり、必要に応じて作業内容や人員配置の変更、機材の追加発注などを行なっていきます。そして最終的に安全かつトラブルなく工事を完工するまでが私のミッションになります。ものづくりやエネルギー創出の最前線となる各種プラントを動かし続ける現場が私たちの仕事の舞台…そんな事実が仕事の原動力です。そして、多くの関係者が介在する現場を牽引し、円滑に工事を終えられた時に安堵感とともに達成感を感じます。

自身の成長の転機になったと感じるのは、入社2年目。ある化学プラントのメンテナンス工事に参加し、作業前の準備から完工にいたる一連のプロセスに、主担当として取り組んだ経験です。約1ヶ月という限られた工事期間で、熱交換器・塔槽内インターナル部品の解放、反応塔に充填されている触媒の抜出・充填まで、通常数ヶ月を要するようなメンテナンスを行なっていくという工事でした。過去に、同等の規模や業務内容の工事経験はありましたが、主担当という立場になると、現場における段取りや決断の意思決定者となるため、その責任は大きく変わってきます。実際、その職責を全うできるか?と、日々不安を感じていました。
そこで大きな力になったのが、現場で苦楽をともにした社内外の仲間たちの存在です。お客様との折衝時のフォローや、車両選定などのアドバイス、過去の施工実績の記録資料の紹介など、いたるところで力になってくれました。そうしたサポートがなければ、無事に職責を全うできなかったと感じています。さらに、主担当としてプロジェクトに挑むと、「こんなにも経験値が違うのか」と思える成長実感がありましたし、手厚いサポートとともにそんな貴重な経験を積ませてくれた上司には感謝しています。お客様から感謝の言葉とともに「また、次の工事もお願いしますね」と言っていただいた時は、この仕事をしていて良かったと思えました。


働く魅力
何と言ってもスケールの大きな仕事に携わることができることです。普段目にできないような重量やサイズのモノを取り扱うため、入社当初はその圧倒的な規模感に驚かされっぱなしでした。
職場の雰囲気
困ったこと、わからないことがあれば、忌憚なく質問し合える環境があるところです。そして、難しい現場や有名なプロジェクトを完遂してきた経験豊富な先輩方の存在を、心強く感じています。
会社のおすすめポイント
若手社員に積極的に仕事を任せていく会社なので、「成長したい」「経験を積みたい」と本気で思っている方にはこの上ない環境だと思います。もちろん、大変なこともありますが、得られるものは多いです。
新人時代の失敗談
機器の据付工事にて測定器具の読み間違いをしてしまい、協力会社の方々に作業のやり直しを強いてしまったことがあります。それ以来、測定時の数値は口頭で必ず読み上げて記録する習慣ができました。
今後挑戦してみたいこと
当面は、日本各地の色々なプラントの建設やメンテナンスに携わり、専門性を高めていきたいと考えています。そして、将来的には何かしらの海外プロジェクトに参加してみたいです。
応募者へのメッセージ
私たちの仕事はスケールが大きく、社会課題解決の一端を確実に担えます。その社会貢献度とスケール感、そして仕事をやりきった先にある大きな達成感を一緒に経験してみませんか?
-
先輩の指導を受けながら、プロジェクトの流れを学ぶ
化学プラントにて機器の据付工事を担当する。据付機器の検査記録やクレーン計画の立案などを経験。先輩や上司にアドバイスをいただきながら、設計計画から施工管理に至るプロジェクトの基本を学ぶ。
-
化学プラントのメンテナンス工事に従事する
化学プラントのメンテナンス工事に現場担当者として従事。作業の進捗管理、工程表の作成、各種機材の手配など、メンテナンス工事のイロハを学んだ。
-
石油精製プラントのメンテナンス工事の主担当となる
石油精製プラントのFCC装置(流動接触分解装置)のメンテナンス工事に現場主担当として参加する。機器開放後の内部清掃やインターナル部品の補修作業などの施工管理を無事に完工した。
PROFILE
社会貢献度の高いインフラ・物流業界、エネルギー業界を中心に就職活動を行う中で当社と出会い、スケールの大きい仕事に携われることに魅力を感じ入社。入社以来、主に石油精製・化学プラントの建設およびメンテナンス現場における施工管理業務に従事している。

