NIPPON EXPRESS NXエンジニアリング株式会社
新卒・キャリア採用サイト

社員紹介|<技能職>作業指揮者

想像を超える巨大な重量品
誇りとともにその輸送・据付を
遂行していく
KENTO TANAKA 田中 健仁 九州支店(作業・安全)
2016年入社/美容専門学校 卒

JOB TYPE

<技能職>作業指揮者
現場ごとに適材適所を追求し 仲間たちとプロジェクトに挑んでいく

私の仕事は、作業責任者と意見を交わしながら、最適な作業計画の検討や機材・作業員の段取りを組んでいくところから始まります。そして、実際の現場では特殊車両のオペレーターや輸送・据付作業の指揮者として、さまざまな作業に臨んでいきます。これまで、多岐にわたる重量品の輸送・据付に携わってきましたが、輸送品が異なれば、当然用いる車両は異なります。さらに言えば、輸送距離や作業環境、天候などの地域特性など例を挙げればキリがありませんが、一つとして同じ条件は無いのです。そこから、作業員の方々の専門性や技量、さらには性格なども加味しながら、「チーム」として機能するように適材適所を追求していくのが私の役目ですが、言うは易しでそう上手くはいきません(笑)。だからこそ、やり遂げた時に得られるやりがいは非常に大きいと感じます。種子島で大勢の見物人に見守られながら、ロケットを発射台まで運んだ時の感動もその一例です。そうしたプロジェクトの相談を受け、「田中さんにお願いしたい」と指名依頼される時の嬉しさはひとしおです。

EPISODE

大規模プロジェクトでの 初のオペレーター経験で得た教訓

印象に残っているのは、入社4年目に携わった九州地方の風力発電プロジェクトです。このプロジェクトは約1年間にわたる長期案件であり、初めて特殊車両であるトランスポーターのオペレーターを任せてもらい、風力発電施設を構成するタワー(支柱)やナセル(発電機)の輸送に挑みました。さらに、港から部材を荷揚げするチームや陸送を行うチームなど、複数の班の作業指揮にも従事しました。日々、緊張していたのを覚えていますが、同じくらい大役を任せてもらえることに喜びを感じました。

約50mもの長さになる風車のブレードをトランスポーターに積載し、起伏や曲がり道が連続する狭い山道を計画通りに輸送することに難儀し、刻々と変わる現場の状況を踏まえて、適切な指示を仲間たちに出すことの難しさに直面する度に、先輩方の凄さを体感しました。自分の甘さを痛感したのは、ある日の作業終了時に点検を怠り、翌日の作業時に機器のバッテリーが上がってしまったこと。凡事を徹底せずに成せる仕事はここにはありません。先輩方を見ると痛感しますが、多少手間や時間がかかってもやるべきことを徹底して厳守していくことが肝要であると思います。いくつもの教訓を自分にもたらした本プロジェクトは、中盤以降になると予想を超えて順調に推移。作業を完了した後日、同風力発電所のCMを見た時に、苦労が報われ社会貢献の一端を担えた…という込み上げるものがありました。

Q&A

入社を決めた理由

いくつかの職を経験し、安定した会社で働きたいと思ったことなどが理由です。実際に仕事を経験すると、自分の予想を遥かに超えたスケールの大きな仕事ばかりで、入社して正解だったと感じます。

働く魅力

当社で携わるプロジェクトは、工事完了後、テレビなどのメディアに取り上げられることも多く、その都度、影響力の大きさに誇らしさを感じられるのが魅力の一つだと思います。

会社や現場の雰囲気

目の前の仕事にひたむきに、一生懸命仕事に取り組んでいれば、その姿勢をしっかりと見て評価してくれる会社だと思います。そんな社風が、仕事に臨む際の大きなモチベーションに繋がっています。

新人時代の失敗談

ある風力発電施設の輸送プロジェクトでのこと。同じ現場内の自分がいない場所で、ブレードが高圧電線に接触しそうになりました。結果何事も起こりませんでしたが、情報共有が甘かったと反省しました。

どのように仕事を覚えていったか

現場で先輩から教えてもらう。とにかくメモを取る。YouTubeなどで復習をする。などです。例えば、ロープの結び方は、現物を買ってきてYouTubeを見ながら覚えたりしていました。

今後挑戦してみたいこと

海外の色々な特殊車両を操作してみたいです。また、これまでも自分の想像の上を行くプロジェクトに挑戦させてもらえたので、今後も新しい未知のプロジェクトに挑んでいきたいです。

CAREER PATH

PROFILE

美容専門学校を卒業後、美容院、電気店勤務を経験。その後、自身の成長と安定を求めて未経験の業界だったが当社の門を叩いた。変電所や風力発電設備の輸送・据付、新幹線輸送などに携わり、並行して大型免許・けん引免許を取得。現在は、作業指揮者として、さまざまなプロジェクトに携わっている。

運べないものは、ない そして、その先へ