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社員紹介|<総合職>プロジェクトマネジメント

安全とコストのベストバランスを勘案し
お客様の要望を超える工事を完遂していく
KAZUKI NISHIDA 西田 和生 千葉営業支店(プラント・産業機械)
2016年入社/商学部 商学科 卒

JOB TYPE

プロジェクトマネジメント
二律背反する安全性と費用の バランスを追求していく

現場責任者として主に石油精製プラント内の石油精製装置の定期メンテナンス工事に携わっています。お客様のご要望に基づいて工事計画を立て、費用の算出と見積の作成を行い、受注に向けた活動を行います。そして受注に至った場合、お客様と作業手順について打ち合わせを繰り返しながら作業員、機材などの手配を行います。中でも大切なのは、「いかにして作業の安全性を担保していくか」であり、綿密な検討を経て、安全な施工方法で要領書を作成していきます。実際の工事期間中に難しさを感じるのは、安全とコストのバランスです。安全第一は揺るがない鉄則ですが、偏りすぎると作業員数の増加などでコストが膨らみ、利益が生まれません。一方でコストカットばかりを追求すると、安全性が犠牲となってしまいます。その妥当な均衡点を模索していくところに、いつも考えを巡らせています。仕事の魅力は、現場のスケール感や社会貢献性など枚挙に暇はありませんが、綿密に立てたさまざまな計画事項通りに現場が進み、予定が調和され、安全に工事が完了した時にのみ、特別に味わえる醍醐味にあると思います。

EPISODE

海外プロジェクトが教えてくれた 普遍の価値「コニュニケーション」

希望していた海外プロジェクトに参加する機会を得たのは入社7年目のこと。しかしながらそれは、これまで歩んできたキャリアとまったく畑の異なる、巨大装置の輸送プロジェクトでした。プラントのメンテナンスには、一定の自信と自負がありましたが、今回挑むのは文字通り未知の領域…。そんな不安を払拭してくれたのが、本社主催の特別研修であり、約2ヶ月間で重量品の輸送車両の選定方法をはじめ、現場で必要になる知識を学んだ上でプロジェクトに挑むことができました。

現地では、重量品輸送の施工管理として、現地のスタッフとともに最大450tもの超重量品の輸送を実行しました。特に注力したのは、日々、「積載物に間違いがないか?」「輸送経路に問題はないか?」などの調査・検証と作業現場への共有です。当初、異国の作業員とのコミュニケーションには苦手意識を持っていましたが、私が簡単な現地語を話し始めるようになると、距離が縮まり、意思の疎通が格段にスムーズになっていきました。拙くても良いので、自ら積極的にとスタッフ一人ひとりと対話していくことが、良い現場づくりに欠かせないことを体験的に学べました。あらゆる現場に通底するコミュニケーションの意義を胸に留めながら、今後もさまざまなプロジェクトに挑んでいきたいと考えています。

Q&A

働く魅力

普段の生活では決して見られないような、巨大重量品を輸送して据え付けていく…ダイナミックな仕事であり、人に語る価値のある仕事であり、誇りに感じられる仕事であると思います。

職場の雰囲気

和気あいあいとした雰囲気です。その一方で、プロジェクトを安全に完遂するために全員が仕事に真面目に向き合っています。そして何よりも、やりがいを持って仕事に取り組んでいる人が多いです。

会社のおすすめポイント

若手でもさまざまなプロジェクトに参加でき、早いうちから責任者として仕事を任せてもらえます。また、同じ現場が一つとしてないため、新しい現場にいく度に新鮮な気持ちになれます。

新人時代の失敗談

実際に現場を見ずに、図面だけで作業計画を立て、クレーンを発注。結果として、現場の障害物の存在を見落とし、クレーンで重量品を吊り上げられなかったことがあります。現場現物確認、大事です。

今後挑戦してみたいこと

海外プロジェクトは計画立案後の現場からの参加だったので、次は計画から海外案件に挑戦したいです。そして海外ならではの超重量品を輸送するプロジェクトの計画から実行までを完遂できたらと思います。

応募者へのメッセージ

発電所の建設プロジェクトなど、誰もが経験できないようなダイナミック、かつ社会貢献性の高い仕事をしたいという方に、当社はおすすめです。興味のある方はぜひ当社に応募してみてください。

CAREER PATH

PROFILE

子どもの頃から重量品輸送の仕事に携わる父の姿に憧れを抱いていたことが、当社を志望した大きな理由。加えて、人事担当者の親しみやすさにも好感を持ち、最終的に入社を決めた。入社後より現在に至るまで、主に石油精製工場や化学工場のメンテナンス工事に従事している。

運べないものは、ない そして、その先へ