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社員紹介|<技能職>重量品専門技術者

社会基盤構築に必要不可欠な
重量品を扱うというやりがい
HARUI KIKUCHI 菊池 春好 関東支店(オペレーションセンター)
2019年入社/工業高校 機械科 卒

JOB TYPE

<技能職>重量品専門技術者
一つとして「同じ」がない現場で 最適な方法を模索し続ける

産業機械やIT関連機器を中心とした幅広い重量品の輸送・搬入・据付業務に取り組んでいます。毎回、新鮮な気持ちでプロジェクトに挑めていると感じますが、その理由は現場ごとに異なる面白さと難しさがあるから。例えば、数百tや数十m級の巨大な産業機械となると、関わる作業員の数が多くなり、専門性を要する特殊な車両・器具を用いることも増えるため、必然的にトラブルが起こりやすくなります。巨大な構造物を動かしていくダイナミズムにワクワクしつつも、事故を未然に防ぐ予防策を講じ、徹底した情報共有に努めていきます。また、よく取り扱う半導体製造装置の輸送・据付は、衝突はもちろん振動も許されません。加えて非常に高額なため、綿密な計画の基、独特な緊張感の中で作業に臨んでいきます。しっかりと計画を立てても、現場では想定外のことが起こります。そこに仲間たちと知恵を持ち寄りながら挑み、困難を乗り越えていくプロセスにやりがいを感じています。

EPISODE

運ぶのはテーマパークのキャラクター 仕事の意外性に喜びを覚えた

私たちが取り扱う機械や装置は、現代社会の営みに欠かせないインフラやサービスへと帰結していきます。しかしながら、最終製品では無いため、一般の方が目にすることはほとんどありません。そうした中で稀に、社会の注目を集める重量品を取り扱う機会があり、気持ちが高ぶることがあります。その一つが、入社3年目で携わった、某有名テーマパークに併設されたホテルの敷地内に、人気キャラクターのオブジェを設置するというものです。

カラフルなキャラクターたちを、クレーンなどを用いてホテルの中庭に運び込み、据え付けていくのですが、当然ながら老若男女が見て楽しむものです。些細な傷も許されません。精密機器で培った経験もあり、作業自体には自信を持って臨めましたが、普段とは違う独特な緊張感がありました。準備期間を含めると約1ヶ月のプロジェクトとなり、最終的に無事故・無災害でプロジェクトを完遂できましたが、得難い経験ができたと感じています。自分たちが運んだキャラクターを見て、お客様たちが喜ぶ姿を想像すると、未だに頬が緩みます。

Q&A

入社を決めた理由

きっかけは進路指導の先生に勧められたこと。それからパンフレットを見て、特殊車両を使って数々の重量品を輸送・搬入・据付をするスケール感に惹かれたことから入社を決めました。

働く魅力

さまざまな特殊車両を取り扱えるようになることや、現場ごとにゴールへ向かうアプローチが異なり、その度に最善の計画や安全な手段を検討し実行していく創造性が仕事にあることです。

会社や現場の雰囲気

各社員が自分の仕事にプライドを持って取り組んでいるのを感じ取れます。そのため、他の人には負けられないという、いい意味での「ライバル感」もあって切磋琢磨できる環境です。

新人時代の失敗談

車両をぶつけてしまったことがあります。どんなに素晴らしい段取りを組んでも、たった一つの事故がその後の作業に悪影響を与えてしまう…そう身を持って気付かされ、教訓にもなった苦い思い出です。

どのように仕事を覚えていったか

さまざまな研修がありますが、先輩の背中を見て仕事を覚えるOJTが大事です。先輩によってやり方が違うため、それぞれの利点のいいとこ取りをし、自分なりの型を作り、引き出しを増やしていく…そんな感覚です。

今後挑戦してみたいこと

職長として、一人で責任を持って現場に全うできるようになること。また、チームの仲間が楽しくやりがいを持って業務を遂行できるよう、明るい雰囲気の現場をつくれるようにとも思っています。

CAREER PATH

PROFILE

高校の進路指導の先生に勧められたことが後押しになり、当社に入社。入社後、現部署に配属され、産業機械(地域冷暖房装置など)、IT関連機器(半導体製造装置など)の輸送・搬入・据付業務に従事。現在は、職長として現場に携わることが増えてきた。

運べないものは、ない そして、その先へ